高齢化で農業者の不足と耕作放棄地の有効活用に、田畑に太陽光パネルを設置し農作物を育てながら発電する「ソーラーシェアリング」が農業者の救いになるかもしれない。

2013年3月から農林水産省が「ソーラーシェアリング」を認め、太陽光売電収入で不安定な農業経営を下支える手段として広がり、認可数は全国で400件を超え、うち兵庫県では15件に上る。

作物の収穫量の8割の確保などが条件で、光がほどほどのほうがたくさん収穫できる作物もある。豆、さつまいもなど無難な作物で今夏、稲美町内で設置予定です。